ポロっと!

〜美容とダイエットの探求者〜

わたくしの自立

 

 

みなさま、こんにちは。

 

ガオガオでございます。

 

わたくしのブログを見にきてくださり、誠にありがとうございます。

 

 

今回は美容のお話ではございません。

はてなブログさんとCH INTAIさんでされているキャンペーンに参加したく、"自立"についてを考えてみました。

よろしければご覧くださいませ。

 

 

自立とは?

まず、思い付いたのはこちらでした。

 

・親元を離れる。

・己一人だけで生きていける。

この二つです。

 

これらが一般的ではないでしょうか?

メディアで取り上げられることも多いと感じます。

 

 

では、わたくし自身の自立とは?

これを考えたとき、そもそもわたくしは自立をしているのかとさらに疑問を抱えてしまいました。

一人暮らしはしたことがありませんし、一人で生きていくという想像もすぐに振り払ってしまうのです。

我ながら情けないです。

 

さらに掘りさげてみました。

己の過去をゆっくり振り返ってみたのです。

すると、わたくしの中に引っかかることが出てきました。

これも「自立」と言って良いのではないかというのが浮かんできたのです。

 

 

社会人4年目のわたくしです。

当時のわたくしは、このままで良いのだろうかという漠然とした焦りを日々抱えておりました。

子供から大人へ。

幼い頃はヒーローが変身するときのように、劇的な変化があるものだと思っておりました。

けれど、いつまで経ってもわたくしは私のまま。

大きな変化は感じられず、己に自信や期待を持つことができませんでした。

 

そんな折に、わたくしは2人の新入社員の教育担当に就きました。

フォローに入ることはありましたが、一から十までわたくしがみるというのは初めてのことでした。

教育期間中、わたくしはできる限りのことをし、彼らを見守りました。

教えることの難しさに直面することもありました。

彼らとぶつかることもありました。

新入社員、わたくし、先輩、と間に挟まれて苦しく感じることもありました。

正しいのかどうなのかも判断できませんでした。

決して円滑ではなかったと思います。

 

けれど、教育期間終了後には、以前まであった焦り"は感じなくなっていました。

忙しさの所為かとも思いましたが、ワクワクとした気持ちが湧いていることにふと気付いたのです。

新たな気持ちでした。

月並みな言葉ですが、不慣れでも一生懸命に動く新入社員の姿はとても眩しく、可愛らしく、自然とパワーをもらっていたのだと思います。

 

「新人とともにさらなる成長を。」

よく先輩から聞いておりましたが、こういうことなのかなと思ったのを覚えております。

 

それからも何度か教育に就きました。

その度に手探りながらも懸命に取り組みました。

 

それから、社会人6年目のあるとき。

わたくしは気になっていることを上司に聞きました。

「何故わたくしに教育を任せてくださるのですか?」

教育に楽しさを見出し、喜んで引き受けてはいたものの、本来は同期の中で順番に回るはずの業務。

何故わたくしばかりなのか。

思い切っての質問でした。

上司はわたくしの顔を見てニコッと笑うと、驚くべき返答をくれました。

私が見ていた子達の成長具合を評価してくださってもいたようですが、なんと、教育をした子達があらゆる場所でわたくしのアピールをしてくれていたそうなのです。

衝撃でした。

胸がいっぱいになって、「…そうなんですか。」と返事をするのが精一杯でした。

どう表現していいのか分かりませんが、恐らくこれが感激ではないでしょうか。

わたくしは人を育てることができるのだと。

こんなにも慕ってくれる子達がいるのだと。とても嬉しい気持ちでいっぱいでした。

わたくしはこの時から自信が持てるようになりました。

目標を見据えての計画や行動もできるように

なったと思います。

 

わたくしは自身の「自立」を自信が持てたときではないかなと思います。

まさに"「自立」って楽しい!"の通りに、当時のわたくしは自立をとても楽しんでいたのだと知り、笑ってしまいました。

                                                              ガオガオ